日時 
場所 
講師
 
参加者 
平成15年1月18日(土) 14:00〜15:30
ユースプラザ「ほっとハート」(岡山県開発公社ビル一階)
竹岡清志 氏

青少年12名+父兄1名
東南アジアで売られているおもちゃをヒントにしたという、ゴム風船をリードに使う"笛"が『美術の時間』第一回目の制作物です。先ずは構造等の説明を受けました。
最初の作業は塩ビのパイプを好きな長さに切るところから。なるべく真っ直ぐ垂直に切らなければなりません。馴れないノコギリを扱って作業するのも物作りの楽しみのひとつです。切ったらなるべく平らな方の切断面を紙ヤスリで整えます。
次にカッターナイフでフィルムケースの蓋から、はまる所を残して真ん中部分を切り取ります。そして木の台に固定したフィルムケース本体の底にポンチとゴムハンマーで穴を開けます。馴れない作業も互いに協力して進めます。
開けた穴はリーマーでゆっくり削ってパイプのサイズより、ちょっと小さめまで大きくします。急ぐと穴が多角形になってしまいます。リーマーの数が無いので順番を待つ間に側面に息を吹き込むチューブ用の穴を開けて置きます。
側面の穴にチューブを差し込んだら好きな色のゴム風船を選びます。これが"リード"(=振動板)の役目を果たします。
フィルムケースに切り抜いた風船のゴムを張って蓋を締め、パイプとゴムの当たり具合を調整してやれば・・サックスのような音が出ます!俄然、騒がしくなってきました。
パイプに好みの千代紙を巻いてスライドさせると音の高さが変わります。パイプの長さ、ゴムの張り具合でも音色が変わって来ます。最初は鳴らなかった人も竹岡さんのアドバイスで調整し、全員完成しました。どこまで長く出来るか挑戦する人、チューブをゴムに当ててみる人、様々に改良を加えた音が響き合います。
最後にミニ・キーボードのリズムに合わせて順番に"ソロ"を取ります。吹き方は、まだぎごちない人も居ますが、それぞれ、他とは違う個性的な音色の"自分の音"の楽器が出来ました。飛び入り参加の方にも制作指導、大人から子どもまで楽しめ、自分の手で作ったという達成感のある、面白くて為になるワークショップでした。


ユニークな楽器の初めて聴く音色・・
みんなが一斉に吹き鳴らした時は
故・小泉文夫さんのLPに収録されて
いたチベットのラマ教寺院の朝の音を
思い出して何だか感動してしまいました。
(文・白神貴士)

このページの画像は青地大輔氏撮影によるものです。




講師 竹岡清志 氏

武蔵野美術大学卒。
シャープデザインセンター勤務を経て現在プロデューサーとして活躍中。『陶音ライブ』など様々なイベントを手がける。
また、優れたワークショッププログラムを各地で提供、好評を博している。


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